春季地区予選・県大会

浦和学院が5連覇 花咲徳栄に延長サヨナラ 春季県大会

 春季高校野球県大会最終日は6日、県営大宮球場で決勝戦が行われ、浦和学院が花咲徳栄に7-6で延長10回サヨナラ勝ちし、5年連続14度目の優勝を果たした。

 両校ともにエースを温存し、浦和学院は近野、花咲徳栄は中山が先発した。花咲徳栄は2回表、敵失と安打などで1死一、三塁とし、倉持の左安で1点を先制した。対する浦和学院は2回裏、敵失と四球などで1死一、三塁とし、本田の右安で同点に追いつくと、2死満塁から矢野の押し出し四球で1-2と逆転した。

 さらに、浦和学院は3回裏、無死二塁から蛭間の右安で1点、1死二、三塁から本田の犠飛と近野の左安で2点を追加し、1-5とリードを広げた。

 花咲徳栄は4回表、無死一塁から野村の2ランホームランで2点を奪うと、5回表は2死二、三塁から西川の適時二塁打で2点を追加し、5-5と試合を振り出しに戻した。

 浦和学院は8回裏、杉山の二塁打と家盛の右前適時打で1点を奪い、5-6と再びリードしたが、花咲徳栄は土壇場の9回表、2死二塁から千丸の中安で再び同点に追いつく意地を見せる。

 その後、延長戦に突入し迎えた10回裏、浦和学院は無死二、三塁から山本の左前へ適時打を放ち、サヨナラ勝ち。浦和学院が花咲徳栄との激戦を制し、5連覇を達成した。

 両校は春季関東大会(5月20~24日・茨城)に出場。浦和学院は横浜(神奈川2位)-土浦湖北(茨城3位)の勝者と(21日・水戸市民球場、第1試合9時~)、花咲徳栄は早稲田実(東京1位)と(21日・ひたちなか市民球場、第1試合9時~)、それぞれ初戦の2回戦で顔を合わせる。

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