春季関東大会

浦学、横浜下し8強 徳栄は早実に延長で惜敗 春季関東大会

 第68回春季関東地区高校野球大会は21日、茨城県の水戸市民球場、ひたちなか市民球場で2回戦の残り6試合が行われ、ベスト8が出そろった。県勢では浦和学院が横浜を2-0で下し、ベスト8進出。花咲徳栄は延長10回タイブレークの末、早稲田実に9-10で惜敗した。

 浦和学院(埼玉1位)は横浜(神奈川2位)と対戦。浦和学院は背番号17の先発・渡邉が毎回走者を出しながらも横浜打線を5回3安打無失点で切り抜けると、7回に山本、秋山の連続適時二塁打と森川の適時打で2点を奪った。6回から代わった佐野は4回を1安打無失点に抑え、浦和学院が横浜に2-0で零封勝ちした。勝利した浦和学院はベスト4を懸けて22日に前橋育英(群馬1位)と対戦する。

 花咲徳栄(埼玉2位)は早稲田実(東京1位)と対戦。花咲徳栄は先発のエース網脇が3回に5連打などで一挙5点を奪われる苦しい立ち上がり。しかし、花咲徳栄は3点を追う5回に4番野村の左越え2ランで1点差に詰め寄ると、6回には千丸の右越え3ランで7-6と試合をひっくり返した。

 花咲徳栄は6回から背番号10の最速149キロ右腕・清水を投入。7-6でリードし迎えた9回裏、2死二、三塁から清宮に左前適時打を打たれ、土壇場で同点に追いつかれた。

 試合は延長戦タイブレーク(無死一、二塁から開始)に突入。10回表、花咲徳栄は相手の悪送球や暴投などノーヒットで2点を奪い9-7としたが、10回裏、無死満塁から清宮の右前適時打で1点差とされ、最後は4番野村の右中間適時二塁打で2点を奪われ、9-10で惜しくもサヨナラ負けした。

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