春の甲子園大会

夢の花咲け徳栄・センバツ’16 選手紹介(5)

高い出塁率、定評 千丸剛二塁手(2年)

201603141800 「度胸がある」と岩井隆監督の評価も高い1番打者。出塁率の高さはチーム内でも定評があり、自身もセンバツの目標は「出塁率10割」。塁に出れば、中軸が返してくれる。長打でなくても、とにかく出塁を目指す。

 昨秋の関東大会の木更津総合戦では、4打席中2打席は四球を選んだが、2打席は抑えられた。「負けるつもりはなかったのに、力不足を感じた」と省みる。その悔しさをバネに、バッティングのパワーアップとスイングのスピードアップを課題に掲げ、冬から打撃練習に力を入れてきた。守備範囲も広げようと、脚力をつけることも意識してきた。将来の夢は「高校教員」。岩井監督のように野球を指導し、教え子たちと甲子園に行きたいという。

 身長165センチ、体重65キロ。右投げ左打ち。昨秋の公式戦打率は3割3分3厘。

鍛錬で球速アップ 清水達也投手(2年)

201603141801 エースの高橋昂也投手に続く「二枚目の看板」投手を目指し、昨秋以降、球速アップに取り組んできた。「地下足袋練習」などで鍛えた結果、体重は5キロ増え、球速も137キロを記録。「(高橋投手と)140キロ台が2人いるチームにしたい」と意気込む。決め球のフォークとアウトコース低めのストレートを中心に三振を奪う。

 昨秋の県大会決勝で先発して浦和学院に敗れ、岩井隆監督から言われた「気持ちが弱い。人の三倍努力しろ」との言葉を肝に銘じる。2番手投手として突然、登板を言い渡されても冷静に自分のピッチングができるようメンタルも磨く。マンガ好きで、愛読している野球マンガは「タッチ」「メジャー」など10種類超。

 身長178センチ、体重80キロ。右投げ右打ち。昨秋の公式戦は8回3分の1を投げて防御率5・40。=つづく

(毎日新聞埼玉版)

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