春の甲子園大会

書の甲子園地区優勝 松山女子高、プラカード作製

センバツ出場校の校名を揮毫する松山女子高の書道部員センバツ出場校の校名を揮毫する松山女子高の書道部員

 県立松山女子高(東松山市、長谷部俊幸校長)の書道部が、3月20日に行われる「第88回選抜高校野球大会」(毎日新聞社、日本高野連主催)の開会式で掲げられるプラカードの校名を揮毫(きごう)することになり、担当する部員3人が球児らの活躍を祈って練習に励んでいる。

 揮毫は「書の甲子園」の愛称で知られる国際高校生選抜書展の団体の部で地区優勝した全国の10校に依頼される。昨年の第24回展で通算11回目の北関東地区優勝を果たした松山女子高は地元の花咲徳栄と常総学院(茨城)、桐生第一(群馬)の3校を担当。希望した部員の中から選ばれた3人が顧問の町田真弓教諭の指導を受けながら繰り返し書いている。

 花咲徳栄を担当する小野田有沙さん(2年)は中学生の頃から同高野球部の熱烈なファン。「最後まで気を抜かない全力プレーの花咲徳栄に優勝してほしい。甲子園でプラカードが並んだ時に目を引くよう力強く書きたい」と意気込む。

 常総学院担当の木佐木彩さん(3年)は「行書の流れ、リズム感を大切に、常総学院に勝ってほしいという思いを一筆一筆に込め、気合を入れて書いています」と話し、桐生第一担当の加藤瞳さん(2年)も「4文字の流れをつけるのが難しいが、桐生第一に全国優勝を目指して頑張ってほしいという思いを込めて書きます」と話している。

(毎日新聞埼玉版)

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