春の甲子園大会

夢の花咲け徳栄・センバツ’16 選手紹介(6)

強肩買われ転向 須永光捕手(1年)

201603151500 遠投98メートルの強肩を買われ、昨秋、外野手から捕手に転向。今回のセンバツメンバーに抜てきされた。打撃面でも岩井隆監督は「非凡なセンスがある」と評価。自身も飛距離には自信がある。中学時代から通常より300グラム重いバットで素振りを欠かさない努力家だ。

 甲子園に向けた体づくりのため、食事の量とバランスに気をつけるようになり、母に「毎日食事に野菜を入れてほしい」と頼んで驚かれた。日々早朝から弁当を作り、夜遅くまでユニホームを洗濯してくれる母に、感謝の気持ちを伝えられるようなプレーをしたいと意気込む。「一心不乱」は、尊敬する野球部OBの若月健矢選手(現オリックス)から教わった言葉でもあり、野球に集中しようと選んだ。

 身長173センチ、体重72キロ。右投げ左打ち。昨秋の公式戦は出場していない。

腕振り球威増す 網脇慧投手(1年)

201603151501 昨秋の公式戦はベンチ入りできなかった。制球力はあったが、球速が遅く、変化球も曲がらなかった。スピードアップを図るために、岩井隆監督から「とにかく腕を振れ」と指示され、「今までは小手先で投げていた」と痛感した。フォームを修正し、腕を振ることを心がけると、球威は着実に増していった。

 年始には、スパイクよりも速い球が投げにくい地下足袋での投球で、135キロを出せるまでになった。念願のセンバツメンバー入りを果たし、今は「とにかく公式戦で投げたい」と、甲子園という晴れ舞台での公式戦初登板を目指す。体の柔らかさを生かした投球フォームが持ち味だ。ヨガを教えている母から手ほどきを受けた肩周りのストレッチを欠かさない。

 身長180センチ、体重81キロ。右投げ右打ち。公式戦は登板経験がない。=つづく

(毎日新聞埼玉版)

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