春の甲子園大会

県高野連、来春の選抜「21世紀枠」に市立川越を推薦

 県高校野球連盟などは7日、来春の第90回記念選抜高校野球大会の「21世紀枠」県推薦校に市立川越高校を選んだと発表した。

 1930年創部で、現在の部員数は57人。89年の夏の甲子園に初出場した。今秋の県大会決勝では夏の甲子園の覇者、花咲徳栄と対戦し、七回に同点に追いつくなど終盤まで互角の戦いを見せ、関東大会にも出場した。

 県高野連は選考理由について「試合成績が極めて良好ながら、あと一歩で甲子園出場の機会に恵まれない学校で推薦校にふさわしい」としている。21世紀枠は全国9地区の選考会を経て来年1月に3校が選ばれる。

 岡本直希主将(2年)は「気持ちが引き締まる思いです。冬の間にしっかりとしたチームを作り上げ、レベルアップして備えたい」と意気込みを語った。

 同校は26年に川越商業学校として設立。50年に川越商業高校と改称され、2002年に現在の名称になった。女子バレーボールの強豪校としても知られる。

 選抜21世紀枠・過去の県推薦校と出場校

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