第88回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)で県勢の花咲徳栄は23日、第3試合で秀岳館(熊本)と対戦する。ナインは22日、兵庫県伊丹市内の球場で最終調整し、初戦に向けて士気を高めた。
岩井隆監督は練習前、ナインを集め「今日からは、プレー中に起きたことを気に病まず、常に次の動きを考えるように。全員で声を掛け合っていこう」と励ました。続いて岡崎大輔主将(3年)が「これまでやってきたことは全て初戦のためだ」と発破をかけた。ナインは約2時間かけ、実戦を想定した守備練習などに汗を流した。
岩井監督は初戦に向け「(秀岳館は)一人一人の能力が高いチームなので集団でぶつかる」と話し、岡崎主将は「相手は強打のチーム。守備のミスなく戦いたい。相手より1点でも多く取れば勝てる」と意気込んだ。
(毎日新聞埼玉版)