夏の甲子園大会

花咲徳栄、横浜に惜敗 終盤追い上げも夏連覇ならず


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 第100回全国高校野球選手権記念大会第10日は14日、阪神甲子園球場で2回戦3試合が行われ、北埼玉代表の花咲徳栄は横浜(南神奈川)に6-8で敗れ、大会連覇はならなかった。

 先制したのは花咲徳栄。1回裏、1死二塁で3番韮沢が適時打を放ち、1点を挙げる。初回からの好発進に約1800人の大応援団が詰めかけた一塁側アルプススタンドは歓声に包まれた。韮沢の母智子さん(44)は「『打って』と念じていたのでほっとした。まだまだ気を抜かないで」とエールを送る。

 しかし、4回、エースで4番の野村が横浜打線に捕まる。横浜が9番遠藤の中前適時打など打者一巡の猛攻で一挙6点を奪い、野村をマウンドから引きずり下ろした。野球部で「学生コーチ」として練習を支える鯵坂亮裕さん(3年)は「点差は開いたが徳栄は終盤が強い。選手たちも調子は悪くなさそうだ。焦らずプレーしてほしい」とスタンドから見守る。

 流れが変わったのは6回。4番野村が左翼の頭を越える2点本塁打を放つと、スタンドからは「おおー」という大歓声が起きた。野村の母洋子さん(46)は「投手で点を取られたので、少しでもチームに貢献できればいいと思っていた。良い流れに乗ってくれれば」と祈るような様子を見せる。

 9回、横浜の3番手黒須大誠(2年)は制球が定まらず、死球などで2点を追加し、2点差まで追い上げる。応援歌の演奏でブラスバンドを指揮する羽方柚衣さん(3年)は「絶対に逆転する。演奏で勢いづけたい」と懸命に手を振るが、2死満塁で7番井上が空振り三振し試合終了。昨夏の王者は2回戦で夢の大舞台を後にした。

 内野手のまとめ役だった6番倉持の兄悠人さん(20)は「見ている方が緊張した。感動を届けてくれてありがとうと伝えたい」と涙を浮かべた。

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