来春の第88回選抜高校野球大会の出場権を懸けた第68回秋季関東高校野球大会(10月31日~11月4日・県営大宮ほか)の組み合わせ抽選会が21日、毎日新聞東京本社で行われ、出場15校の対戦相手が決まった。
秋季県大会で2年連続14度目の優勝を果たした浦和学院は11月2日の準々決勝で桐生第一(群馬2位)-千葉明徳(千葉2位)の勝者と対戦する。同準優勝の花咲徳栄は10月31日の1回戦で初出場の樹徳(群馬1位)と、同3位の春日部共栄は11月1日の1回戦で5年連続17度目出場の東海大甲府(山梨1位)とそれぞれ対戦する。
秋季関東大会は来春の選抜出場校を決める上で重要な参考資料となる大会で、ベスト4に入れば来春の選抜大会出場が濃厚となる。優勝校は明治神宮大会(11月13日~17日・神宮球場)に出場する。
◇重圧に負けない 浦和学院・諏訪賢吉主将 |
シードのプレッシャーに負けないように、最後まで練習し尽くして試合に臨みたい。チームのモットーの一つは「負けず嫌い」。接戦が予想されるので「敵は自分だ」との思いで戦う。
◇相手が決まり気合 花咲徳栄・岡崎大輔主将 |
県大会後、一からやり直すつもりで練習してきた。相手が決まって「やるぞ」という思いだ。平常心を胸に、相手より強い気持ちを持って、気迫で自分たちの野球をやりたい。
◇挑戦者の気持ちで 春日部共栄・関谷将貴主将 |
3位での出場なので、チャレンジャーの気持ちを忘れないように、全力でぶつかる。県大会後は、投手を中心に連係プレーを見直した。緊張感を保ち、プラス思考で、試合を楽しみたい。