今夏の甲子園上位チームに地元校を加えて行われる国体が和歌山で開幕。28日は2回戦4試合が行われ、花咲徳栄は地元の智弁和歌山に0-6で完封負けし、準決勝進出はならなかった。
◇高橋、5回1失点の好投 相手の応援も |
今夏甲子園8強の花咲徳栄(埼玉)が、散発2安打で完封負けした。先発の来秋ドラフト候補左腕・高橋昂也投手(2年)は5回2安打6三振1失点(自責0)と好投も、打線が援護できなかった。
対戦が決まってすぐ、地元・智弁和歌山の校長の発案で友情応援が決定。全校生徒約1500人が一、三塁側のスタンドに分かれて「アフリカンシンフォニー」や「ジョックロック」など、甲子園でもおなじみの応援歌の中でプレーした。岩井隆監督(45)は「アウェーを覚悟していたのに、心温まる思いをした。いい思い出になった」と感謝していた。
(日刊スポーツ)