23日開幕の第91回選抜高校野球大会に出場する春日部共栄は19日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で練習に臨んだ。雨のためグラウンドではなく室内練習場での調整となったが、選手は時折笑顔も見せ、リラックスした雰囲気で汗を流した。
エースの村田賢一投手(2年)が約30球投げ込んだ後、打撃練習に取り組んだ。選手からは「ナイスバッティング」などと声が飛び、合間には体幹トレーニングをするなど効率的に練習していた。
石崎聖太郎主将(2年)は「限られた時間なので一球一球に集中して練習に臨んだ」と表情を引き締めた。植竹幸一監督は「雨は残念だがアップの雰囲気は味わえた。チームは順調。今までやってきた成果を出したい」と意気込んだ。
春日部共栄は大会第1日の第2試合で高松商(香川)と対戦する。