春の甲子園大会

春日部共栄、初戦は高松商 第91回センバツ

 第91回選抜高校野球大会の組み合わせ抽選会が15日、大阪市北区の毎日新聞大阪本社オーバルホールで行われた。22年ぶり3度目の出場となる春日部共栄は、大会第1日(23日)の第2試合(13時)で、3年ぶり27度目出場の古豪・高松商(香川)と対戦することが決まった。

 高松商は昨秋の四国大会優勝校で明治神宮大会ではベスト4に入った。2016年のセンバツでは準優勝している。

 春日部共栄ナインは16日に関西入りし、練習試合などで調整。19日午後2時から甲子園練習を行う。大会は今月23日から12日間、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開催される。

監督・主将のコメント

得点機逃さぬよう 春日部共栄・植竹幸一監督

 相手は四国の伝統校であり、攻守ともに優れている。初戦から緊張感のある試合になりそうだ。エースの村田を中心にしっかり相手打線を抑え、得点機を逃さないようにしたい。

粘りと勝負強さで 春日部共栄・石崎聖太郎主将

 相手の投手陣のデータを分析し、しっかり対策を打ちたい。こちらは粘りと勝負強いバッティングが持ち味。どんどん打って、試合を自分たちのペースに持っていきたい。

終盤に勝負したい 高松商・長尾健司監督

 相手は選手一人一人の能力が高く、チームとしても勢いがある。走者を背負う展開になると思うが、何とか粘ってホームを死守したい。昨秋から打撃を強化してきた。終盤勝負に持ち込みたい。

万全の状態で挑む 高松商・飛倉爽汰主将

 開幕日に試合が入ったことで、気を引き締めたまま臨むことができる。投手陣はきっちり両サイドに投げ分け、打線はつなぐ意識を持ちたい。初戦まで内容の濃い練習をし、万全の状態で挑む。

高松商

 1900年創立の県立高で野球部創部は1909年。甲子園は春夏通算46回目の出場で、春夏2度ずつ頂点に立っている。センバツ優勝は大正、昭和に経験し、平成最後の大会での「3元号制覇」が目標。

 投手の二枚看板を中心に堅守が自慢。エース左腕の香川卓摩投手は最速141キロの直球が武器で、右腕の中塚公晴投手も制球に優れる。打率5割の浅野怜選手ら打線も切れ目がない。OBにプロ野球巨人で監督を務めた故・水原茂氏ら。

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