春季県高校野球地区予選は16日、4地区の7球場で代表決定戦計20試合が行われた。
東部地区では、春日部工が12安打を放ち、2-1で昌平に逆転勝ち。栄北は6-5で草加に競り勝った。獨協埼玉は3回裏に奪った1点を守り切り、1-0で杉戸に勝利。越ヶ谷、草加西も県大会進出を決めた。
西部地区では、昨秋8強の山村学園が古豪所沢商に競り勝った。6回表に3-3の同点に追い付かれ、そのまま延長戦に突入。10回表、所沢商に勝ち越しを許すが、その裏、山村学園が左翼へ2ランホームランを放ち、5-4でサヨナラ勝ち。ふじみ野は3-0で市立川越を破り、埼玉平成は6-2で山村国際を下した。川越工、西武文理、星野もそれぞれ勝利した。
南部地区では、西武台-市立川口の好カードが行われ、西武台のエース唐沢が9安打されながらも6-5で逃げ切った。大宮東は菅原が12三振を奪い、大宮北に7-1で勝利。浦和学院は川口青陵を6回コールドで下した。そのほか、南稜、慶應志木、蕨が県大会へ駒を進めた。
北部地区では、松山が上尾南打線を1安打に抑え10-1で7回コールド勝ち。本庄東は熊谷を7回コールドで破った。桶川は進修館に3-2で競り勝ち、県大会進出を決めた。
17日は4地区の7球場で代表決定戦計16試合が行われ、県大会に出場する39校が出そろう。