春の甲子園大会

県高野連、来春の選抜「21世紀枠」に山村学園を推薦

 県高校野球連盟は11日、来春の第95回選抜高校野球大会の「21世紀枠」県推薦校に山村学園高校(川越市)を選んだと発表した。同校の推薦は初めて。私立校が県推薦校に選ばれたのは、2012年の昌平以来、10年ぶり。

 同校野球部は2008年に創部し、現在の部員は43人。甲子園出場経験はないが、19、22年の春季関東大会でベスト4、19年夏の埼玉大会で準優勝するなど近年好成績を収めている。

 県高野連は選出理由について「野球部員のほとんどが地元出身で、今年の春季関東地区高校野球大会でベスト4に入るなど好成績を残しており、推薦に値すると判断した」としている。

 今岡達哉主将(2年)は「山村学園の歴史で初めてということで純粋にうれしい。関東を抜けたつもりで練習し、目の前の試合でしっかり戦って勝てるチームにしたい」と語った。

 21世紀枠は全国9地区の選考会(12月中旬頃に埼玉を含む関東・東京で1校を推薦する)を経て来年1月27日に大会に出場する3校が選ばれる。

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