第88回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)が20日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕した。午前9時から開会式が行われ、今年の行進曲「もしも運命の人がいるのなら」が流れる中、県勢の花咲徳栄はチームのムードメーカー、富永洋選手(3年)と西銘築(にしめきずく)選手(同)のかけ声に合わせ、元気に行進した。
ナインは19日夜にミーティングを開き、岩井隆監督から「戦いは始まっている。集中して自分たちのプレーができたチームが勝つ」と発破をかけられ、気持ちを高めた。
昨夏の甲子園にも出場した岡崎大輔主将(同)は「ここでまたプレーできるんだと考えながら歩いた」と振り返り、「ここまで来たら『勝ちたい』という気持ちの強い方が勝つ。しっかり調整して初戦に備えたい」と気を引き締めていた。
(毎日新聞埼玉版)