20日に開幕する第88回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する花咲徳栄は16日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で練習に臨んだ。
午前9時にサイレンが鳴ると、岡崎大輔主将(2年)の「行くぞ」の掛け声に合わせて選手がグラウンドに飛び出した。30分間、守備練習で汗を流し、大舞台の感触を確かめていた。
岩井隆監督は「少し硬さもあったが、初戦まで時間があるので間に合うだろう。接戦が多いチームなので後半が勝負になると思う」と話した。岡崎主将は「この舞台に戻って来られてうれしい。本気で全員が日本一を目標にしている。全力で戦いたい」と決意を新たにしていた。
(毎日新聞埼玉版)