第88回選抜高校野球大会に出場が決まった花咲徳栄(加須市)は、発表から一夜明けた30日午後、バッティング練習に汗を流した。天候不良でグラウンドの状態が悪く、室内練習場での始動となった。
この日、岩井隆監督は練習に先立って選手らを集め、「出場できたことで満足していてはだめだ。初めて夏春連続で出るからには、本気で勝ちにいく。そのためにやるべき事を考えろ」と発破をかけた。
選手らは、監督の話を受けて岡崎大輔主将を中心にミーティングを開き、気を引き締めた。岡崎主将は「甲子園に行けてうれしいという気持ちから、日本一を目指して始動するんだと切り替わった。みんなも気合が入ったと思う。一丸となって勝利を目指す」と意気込みを新たにした。
(毎日新聞埼玉版)