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創部100年、OBも結集 熊谷高校野球部OB会長・岡田俊雄さん

 今年、創部100年目を迎えた古豪・熊谷が久々の16強入りを果たし、スタンドでエールを送ったOBらも歓喜の声を上げた。

 熊谷は、終戦から4年後の1949年に県勢で初めて夏の甲子園に出場。2回目の出場となった51年には、見事、準優勝に輝いている。

 20日、上尾市民球場に駆け付けた同高野球部OB会の岡田俊雄会長(67)は「創部100周年ということもあり、大勢のOBが球場に足を運んでくれた。熊高の伝統の表れです」と結集を喜んだ。

 対戦相手は、18日の試合でノーヒット・ノーランを達成した田頭大希投手を擁するシード校の朝霞だったが、3−1での勝利。熊谷の飯野湧登主将は「他のシード校が敗れていたので、自分たちもやってやろうと試合に臨んだ」と振り返り、「100年受け継がれてきた伝統の重みを感じつつ、いかに結果を残せるかにこだわってきたので、勝てて本当にうれしい。次も勝って更に上に行きたい」と勝利をかみしめた。

 試合後、後輩たちを祝福した岡田会長は「一戦一戦大事に戦い、甲子園目指して頑張ってほしい」と更なる躍進に期待をかけた。

(毎日新聞埼玉版)

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