春季地区予選・県大会

西武文理、川越東破る 西武台は埼玉栄に大勝 春季地区予選

 春季県高校野球地区予選は12日、東西南北の全地区で一斉に開幕し、9球場で1回戦24試合が行われた。

 西部地区では前回準優勝で昨秋8強の川越東が西武文理に敗れる波乱があった。西武文理は3回表、1死三塁から盛田の犠飛で1点を先制。8回は馬場と前田の適時打で大量4点を追加し、5-0で快勝した。西武文理の先発堀越は川越東打線を4安打完封。

 南部地区では昨秋8強の西武台が埼玉栄に大勝した。西武台は2回表、1死満塁から榎本の適時二塁打で2点を先制。さらに、金子と金澤の適時打で計3点を追加し、5-0と大きくリードした。3回表にも4点、4回表にも1点を追加した西武台が14安打で10点を奪い、5回コールド勝ち。西武台のエース唐沢は埼玉栄打線を5回2安打無失点に抑える好投。

 そのほか、山村国際が昨秋4強の狭山ヶ丘を破り、4連覇を目指す浦和学院は順当に勝ち進んだ。13日は8球場で1回戦22試合が行われる。

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