春季高校野球県大会は２４日、県営大宮など４球場で２回戦９試合が行われ、シード勢４校はすべて３回戦進出を決めた。
昨秋王者でＡシードの浦和学院は本庄東に６－１で快勝した。浦和学院は２回裏、２死二、三塁から梶山の犠飛で先制。３－０で迎えた５回裏、１死満塁から幸喜の犠飛と桑原樹の二塁打で３点を追加した。本庄東は最終回に１点を奪う意地を見せるも反撃が遅かった。浦和学院のエース榊原は７回を被安打０、１３奪三振の好投。
選抜に出場したＡシード花咲徳栄は県大会初出場の星野を６－３で破った。３－０とリードして迎えた花咲徳栄は７回表、２死走者なしから高橋哉、岡崎、西川、楠本の４連打で３点を追加。６－０と大きくリードを広げる。星野は７回裏、２死一、二塁から中山の中安と川和田の二塁打で３点を返すなど花咲徳栄から計１０安打を放ったが及ばず。
地区予選で川越東を破った西武文理は獨協埼玉を５－３で下した。西武文理は１回表、１死一、三塁から４番馬場の犠飛と５番堀金の二塁打で２点を先取。その後３点を追加し５－０で迎えた９回裏、獨協埼玉は２死二、三塁から金子の三塁打と敵失で３点を返したが反撃もここまで。西武文理が獨協埼玉の追撃をかわし３回戦進出。
昨秋４強のＢシード春日部共栄、昨秋８強のＢシード上尾、桶川はそれぞれコールド勝ち。昨春８強の春日部東は叡明を５－２で、南稜は蕨を４－０でそれぞれ下した。越ヶ谷は立教新座に４－３で競り勝ち、ベスト１６進出。
２５日は３球場で２回戦の残り７試合が行われ、ベスト１６が出そろう。
