春季県高校野球地区予選は15日、西部・南部で1回戦16試合と北部で代表決定戦2試合が行われた。
西部地区では、坂戸西が所沢とのシーソーゲームを制した。6回終了時点で6-3とリードした所沢だが、7回裏に4点、8回裏に1点を奪われ6-8と逆転を許す。しかし、所沢も意地を見せ9回表に2点を奪い8-8の同点に追い付くも、その裏、スクイズで1点を奪われ、坂戸西が逆転サヨナラ勝ちした。
川越は9回裏に3点を奪い、4-3で川越西に逆転サヨナラ勝ち。入間向陽、聖望学園、坂戸、所沢西、飯能南、飯能も勝利し、代表決定戦へ進んだ。
南部地区では、前回8強の朝霞が武南に4-2で競り勝った。志木は1-2の9回裏に相手の連続失策で同点に追い付くと、1死満塁で永所が右前適時打を放って3-2で逆転サヨナラ勝ち。大宮南、立教新座、いずみ、大宮武蔵野、大宮西、大宮開成も勝ち進んだ。
北部地区では、早大本庄が秀明英光に6-5で競り勝ち、県大会一番乗り。正智深谷は東農大三を7回コールドで下し、県大会出場を決めた。
16日は7球場で代表決定戦計20試合が行われる。