春の甲子園大会

花咲徳栄、3年ぶり4度目の選抜出場決定

201601291600 第88回選抜高校野球大会の出場校選考委員会が29日、毎日新聞大阪本社オーバルホールで行われ、来春の甲子園に出場32校が決定した。

 まず21世紀枠の3校が発表され、釜石(岩手)、小豆島(香川)、長田(兵庫)の3校が選ばれた。上尾は関東・東京地区の21世紀枠推薦校に選ばれていたが、1982年以来、34年ぶりの出場はならなかった。

 続いて一般選考枠(神宮大会枠1含む)の出場校が北から順に発表され、関東・東京地区(6枠)は昨秋の関東大会優勝校・木更津総合(千葉)、準優勝の常総学院(茨城)、同ベスト4の桐生第一(群馬)、東海大甲府(山梨)と東京大会優勝校の関東第一(東京)が選出された。

 最後の1枠は関東大会ベスト8の花咲徳栄(埼玉)と東京大会準優勝の二松学舎大付との比較となり、好左腕・高橋投手を中心とした総合力が評価された花咲徳栄が選出された。花咲徳栄の選抜出場は3年ぶり4度目。県勢の選抜出場は昨年の浦和学院に続き2年連続。

 組み合わせ抽選会は3月11日に行われ、大会は同月20日に開幕する。

 出場校一覧はこちら

 花咲徳栄(埼玉)が3年ぶり4度目の出場を決めた。

 昨秋の関東大会は、優勝した木更津総合(千葉)に惜敗して8強止まり。東京大会準優勝の二松学舎大付と関東・東京の6枠目を争ったが、2季連続甲子園出場の吉報が届いた。

 この日が46歳の誕生日だった岩井隆監督は「悶々とした気持ちで迎えたけど、選んでいただいた感謝の気持ちでいっぱい。この日に産んでくれた親にも感謝します」と笑顔。選手たちからは、バースデーソングとケーキでお祝いされた。

 昨夏の甲子園でも主力として8強入りに貢献した岡崎大輔主将(2年)は「毎日思っていた夢がかなった。先輩たちを超えたい」と目を輝かせていた。(日刊スポーツ)

 

 21世紀枠候補校だった古豪の上尾高(埼玉)は選ばれなかった。

 昨秋の埼玉県大会で、公立校で唯一、ベスト8に進出した。校訓の「文武不岐(わかたず)」のもと、学ぶ姿勢や私生活を含めた模範的な態度などが高く評価された。吉報は届かなかったが、高野和樹監督(48)は「最後の夏につなげていきたい。簡単なことでないことは十分承知しているが、近い将来、上尾の野球を全国で見せたい」と前を向いた。

 春夏通算7度の甲子園出場の経験をもつが、近年は浦和学院や花咲徳栄など私立の強豪校の壁を突破できず。主将の増田陸内野手(2年)は「一番の目標は夏の甲子園。残念な気持ちは少しありますが、夏に実力をつけて甲子園に行きたい」と意気込んだ。(サンスポ)

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