日本高校野球連盟は29日、5月末に集計した全国の野球部の部員数と加盟校数などを発表し、硬式の部員数は過去最多の昨年より1414人減の16万8898人で、2年ぶりに減少した。
加盟校数は9校減の4021校となり、ピークだった2005年(4253校)から10年連続の減少。1年生がその後進級して3年生になった時の残留の割合を示した「継続率」は12年連続で前年を上回り、過去最高の89・7%(昨年87・7%)だった。
埼玉は細田学園が新たに加盟し、1校増の163校。部員数は昨年より205人減の7321人。
部員数の増減を都道府県別に見ると、最も増えたのは茨城と福井の120人増、次いで兵庫の101人増。減少は多い順に福岡の286人、大阪の248人、埼玉の205人となった。
軟式の部員数は前年比228人減の1万307人、加盟校数は同6校減の454校となった。