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花咲徳栄、初戦快勝発進 開星に9-0

 夏の甲子園大会第3日は10日、県代表の花咲徳栄は開星(島根)に9-0と快勝し、危なげなく初戦を突破した。花咲徳栄は初回に先制すると二、三回にも小刻みに加点。七回には岩瀬の2点適時三塁打などで5点を挙げる猛攻を見せた。投げては綱脇、清水の両投手が完封リレーを見せた。花咲徳栄は大会第8日の15日、第3試合(午後1時開始予定)で日本航空石川(石川)との2回戦に挑む。

 自慢の打線がいきなり火を噴いた。初回、先頭の太刀岡が俊足を飛ばして二塁打で出塁。続く千丸が確実に犠打を決めると、3番の西川が痛烈な右前適時打を放ち、幸先良く1点を先制した。約1500人の大応援団が詰めかけた三塁側アルプススタンドは一気に熱を帯びた。

 太刀岡外野手の父与章(よしあき)さん(58)は「気づかない間に二塁まで走っていて驚いた。よくやった」と目を細めた。西川外野手の母裕子さん(46)は「1番の太刀岡君から絶対続くと信じていた」と興奮気味に話す。その後も打線は攻撃の手を緩めず二、三回にも計3点を追加した。

 試合を決定づけたのは七回。開星の片原投手の球が浮いてきたのを見逃さず、打者一巡の猛攻。岩瀬内野手が右中間に打ち返すと「いいぞ、越える越える」とスタンドから声が飛び、2点適時三塁打となった。

 岩瀬内野手の母有美さん(46)は、スポーツ振興の神様として知られる亀戸香取神社(東京都江東区)で保護者らが必勝祈願した水を試合前に口にしていた。手首には勝利を祈るお守り。有美さんは「神頼みです。水の御利益かも。ほっとした」と笑みをこぼした。

 投げては八回までマウンドを守った綱脇投手が、抜群の制球力で相手打線を零封した。綱脇投手の母美保さん(43)の爪には、花咲徳栄のスクールカラーの青いマニキュアが光っていた。美保さんは「埼玉大会の初戦で、無意識に爪を青に塗っていた。それから試合の応援ではずっと青。0点で抑えられたのは自信につながるはず」とほっとした表情を見せた。

 九回には清水投手が登板し、140キロ代後半の速球で最後の打者を三振に仕留めた。母百合野さん(50)は「スピードよりも、抑えられたことがよかった」と胸をなで下ろした。試合後、ナインがアルプススタンド前に整列すると、活躍をたたえる大きな拍手が送られた。

序盤得点大きく 花咲徳栄・岩井監督

 甲子園経験者がいるので落ち着いてできた。先手先手で攻めたかったので三回までに4点取れたのは大きい。綱脇は五回までに1、2失点すると思ったが、キレや制球が想像以上に良かった。

攻守焦りなく 花咲徳栄・千丸主将

 攻守ともに焦りなく1勝できて良かった。先発の綱脇は序盤から飛ばしすぎかと思ったが、球速も落ちずによく投げてくれた。15安打を放ったが、中盤にもう1点取りたかった。

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