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即席チームの「絆」に尽力 羽生実・新座連合3年 原口駿吾投手

201507120706 それぞれのチームが部員不足のため、羽生実7人、新座3人の計10人でつくる連合チームは合同練習を始めてから1カ月で本番を迎えた。負けはしたが、チーム主将として引っ張ってきた羽生実の原口駿吾投手(三年)は「このチームで一緒に試合に出られたことは良かった」と振り返った。

 連合チームとして出場することが決まったのは五月下旬だった。羽生実は県北、新座は県南に位置し、往復すると4時間もかかる。練習するのはどうしても休日に限られた。

 六月十三日、互いに両校を行き来してそれぞれのグラウンドを使うことで合同練習をスタートした。これまでに一緒に練習したのは計4日、他校との練習試合は6試合だけだった。貴重な合同練習ではシートノックからのボール回しなどで連係プレーを重視した。だが、遠慮しあってのミスもある。そのときは「しっかり声をかけろ。二倍、大きな声を出そう」と自ら声を張り上げた。

 試合では四回、遊撃手で新座の小酒井諒選手(二年)が脚をつってしまうアクシデントが起きた。その直後に2失点。流れを悪くしたとベンチでうつむく小酒井選手に、六回を終えたとき「気持ちを切り替えろ」と優しく声を掛けた。

 この連合チームとして初の公式戦で投手として先発し、打っては一回にセンター前に適時打を放ち、チーム唯一の得点に貢献。「悔いの残らない試合ができた」と目を潤ませていた。

(東京新聞埼玉版)

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